アンドリア・モティスは27歳を機にアルバム(抜け穴)を発売した。
「抜け穴」はアンドレア・モティスが自分のたどって来た音楽を離れ、
ファンク、エレクトリックジャズ、ネオソウルなど、彼女が常に目指していた
サウンドに挑戦したのだ。
アンドレアは独特のサウンドを作り上げただけではなく
、ロバート・グラスパーのループとジャック・ジョンソン、ファッツ・ウォーラーと、
彼女のカリフォルニアのサウンドからも合成した。
これは、彼女が赤ちゃんを産んだときに、彼女が作詞作曲をした「ベイビー」への影響もある。
「ベイビー」は、「抜け穴」に収録されている。
結果として、彼女の多彩なインスピレーションから導き出したのだと、説明しています。
ブルース、又はラテンアメリカンの民謡を伝承しているのす。
その証拠に、ホセバロス(トトラモンポシーナとロスフォルクロリスタスのバージョンで人気)によるカンビア「エルペスカドール」の彼の個人的なバージョンに表現されている。
このアルバムには多彩なミュージシャンが参加しているのも一興です。
- マリンジャー(ギター、バイオリン、マンドリン)と
- コンダート(エレクトリックベース)に加えて、
- ニューヨークを拠点とする日本のキーボーディストBig Yuki、
- ドラムGregory Hutchinson、
- パーカッションZe Lewis Nasimento、
- ギターがグループRajaCassisを完成させました。
「抜け穴」の中の一曲”Babie”
抜け穴(LOOP HOLE’S)はまだアップされていないので聞くことはできませんがBIGBANDと共演している映像があるのでこれをアップしておきます。
アンドレア・モティスは今、大きく羽ばたこうとしています。
スペインのトランペット奏者でヴォーカリストのアンドレア・モティスはオーセンティックなジャズとボサノバのコンビネーションで人気を得ていました。
そんなアンドレは最初の2作をメジャー傘下のインパルスとヴァーヴからリリースした後、ドイツの名門ビッグバンドのWDRとのコラボアルバム「ColorsShadows」をインディペンデントのレーベルから発表。
これまでの路線はどこへやら。
つまり、石若駿らの日本のミュージシャンよりも年下なわけですよ。
とはいえ、やっぱり大きな変化なので驚きはあるわけです。
そもそもカタルーニャ語で歌っている曲もあるので、そういったインスピレーションもありそう。
アンドレア・モティス feat.by WDR BIG BAND – Sombra De Lá|2021年11月19日CDリリース
アンドレア・モティス feat.by WDR BIG BAND – セニョール・ブルース
アンドレア・モティス feat.by WDR BIG BAND – Iracema
VRT Bigband – Andrea Motis – L.O.V.E
私は、アンドレア・モティスを15歳の時から応援してきましたが・・・
はや、12年の歳月が流れました。
3年ぐらい前には、彼女の左手の薬指に時折リングをはめていたのでヤキモキしていました。
名古屋のブルーノートで見た彼女は、たった5メートル先にいました。
これ見よがしにゴールドの指輪が薬指で輝いていました。
そのときのレポートでは、あえて左の薬指のリングを語りませんでした。
というより、語れんかった自分がいたのです。
複雑な心境でした。
でも、一児を産み元気に成長を続けている彼女アンドレア・モティスに拍手を送ります。