Patricia Janečková(パトリシア・ヤネチコヴァ)は大好きな歌手だったが23年10月1日に逝去した 追悼・・・abcxyz♪

歌手

パトリシア・ヤネチコヴァは、チェコ共和国のオペラ歌手でした。

彼女は1998年にプラハで生まれ、幼い頃から音楽に親しんでいました。

彼女は5歳のときに初めて歌を披露し、その後、様々なコンテストやオーディションに参加しました。

彼女は10歳のときに、イタリアのオペラ歌手アンドレア・ボチェッリと共演する機会を得ました。

2010年、12歳のときにテレビ番組のタレントマニアで優勝し、チェコおよびスロヴァキアで有名になった。

翌2011年には最初のコンサートを開き、同年CD/DVDとして販売された。

彼女はその後も、チェコや国際的な舞台で活躍し、多くの賞や称賛を受けました。

2014年、16歳でローマの国際聖歌コンクールで優勝したのをはじめとして、多くの賞を得ている。

 

彼女は音楽の修行を怠りませんでした。

彼女はプラハ音楽院で声楽を学び、2019年に卒業しました。

彼女は、イタリアの声楽家マウリツィオ・アレナと共に研鑽を積んでいました。

彼女はオペラだけでなく、ポップスやジャズなどのジャンルにも挑戦していました。

 

彼女はYouTubeにも自身のチャンネルを持っており、定期的に歌の動画をアップロードしていました。死後の今でも、彼女のチャンネルには約50万人の登録者がおり、彼女の歌声に魅了されています。

彼女を知ったのは、First Auditionでした。

第一声を聞き、まさに12歳の天才でした。

Patrícia Janečková First Audition,12, Amazing Pure Tone So Beautiful!! | “TIME TO SAY GOODBYE”

まさにLAULAやAmira WillighagenがAGTでゴールデンメタルを取った時と同じ

世代でした。

ゼンマイ人形に似せた動きで、見る人を唖然とさせました。

Patricia JANEČKOVÁ: “Les oiseaux dans la charmille” (Jacques Offenbach – Les contes d’ Hoffmann)

ここでは、彼女がYouTubeにアップした曲の中から5曲を紹介します。

1. O mio babbino caro(オー・ミオ・バッビーノ・カーロ)

この曲は、プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の中で歌われる有名なアリアです。

主人公のローレッタは、父親に恋人と結婚させてほしいと懇願します。

パトリシアはこの曲を10歳のときに初めて歌いましたが、その後も何度も歌っています。

彼女の声は清らかで感情豊かで、聴く者の心を打ちます。

Patricia Janečková – O mio babbino caro

2. Hallelujah(ハレルヤ)

この曲は、カナダのシンガーソングライター、レナード・コーエンが作詞作曲した曲です。

宗教的なイメージと恋愛的なイメージが混在した複雑な歌詞と、美しいメロディーが特徴です。

パトリシアはこの曲を英語で歌っていますが、彼女独自の解釈と表現力で魅力的に歌っています。

Patricia Janečková -Árie Alleluja z Moteta Exultate, jubilate, K 165 (158a)

3. Ave Maria(アヴェ・マリア)

この曲は、フランツ・シューベルトが作曲した「エレンの歌」の一つです。

カトリック教会の祈り「アヴェ・マリア」に合わせて歌われることが多いです。

パトリシアはこの曲をラテン語で歌っていますが、彼女の声は神聖で優美で、まるで天使が歌っているかのようです。

Patricia Janečková, Vilém Veverka : Ave Maria – J S Bach – Charles Gounod

4. Memory(メモリー)

この曲は、ミュージカル「キャッツ」の中で歌われる名曲です。

老いた雌猫グリザベラが過去の栄光を回想する場面で歌われます。

パトリシアはこの曲を英語で歌っていますが、彼女の声は悲しくも力強く、グリザベラの感情を見事に表現しています。

5/11 Patricia Janečková – Memory, concert Alexander Rybak, Pilsen 5-10-2017

5.Ach, ich fühl’s(ああ、私は感じる)

モーツァルトのオペラ「魔笛」の中のアリア「ああ、私は感じる」を歌っています。

このアリアは、第二幕の第十八場に登場し、王女パミーナが恋人タミーノとの再会を望みながらも、彼が自分を愛しているかどうかわからないという苦しみを歌っています。

パトリシアさんは、このアリアをとても感情豊かに表現しており、パミーナの切なさや悲しみが伝わってきます。

彼女の声は透明感があり、高音も安定しており、モーツァルトの美しい旋律を引き立てています。

また、ピアノ伴奏も素晴らしく、歌との調和がとれています。

この動画は、パトリシアさんの才能と魅力を堪能できる一品です。

またこの曲が、彼女のほぼ最後の歌かと思われます。

Patricia JANEČKOVÁ: Ach, ich fühl’s – Wolfgang Amadeus Mozart

2023年4月に俳優ヴラスティミラ・ブルドゥと結婚。

結婚式の幸せだった2人を動画に収めています。

Wedding Part One

演奏活動も少しずつ再開し復帰を目指していたが、6月『ウェスト・サイド・ストーリー』の舞台が最後となり、10月1日に死去。

結婚式の動画は、死亡する1日前に発表され、全世界からお祝いのメッセージが寄せられましたが、彼女はそのお祝いの言葉を読むことは出来ませんでした。

In memory of Patricia JanecKova.

25歳の若さで、一つの才能がこの世から消え去りました。

こんなにも悲しいブログを書く日が来るなんて、思いもしませんでした。

彼女の最後に送る歌として、一曲、選曲したいと思います。

Patricia JANEČKOVÁ: “Tichá noc” / “Stille Nacht”

Patricia JANEČKOVÁさん、 あなたは星になり、

さぁ、「私を見つけてごっらん」といって笑っていることでしょう。

私も、あなたを探しに近じか行きます。

それまで、さようなら❣

 

 

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