40 FINGERSというギター・カルテットが2020年にイタリアで行ったライブ「Guitar Rhapsody」の全曲を解説していきます。

このライブでは、彼らが得意とする様々なジャンルのカバー曲やオリジナル曲を披露しています。

ギターのテクニックやアレンジ、演奏の雰囲気などに注目してみてください。

1. Bohemian Rhapsody

クイーンの名曲を4人のギターで再現した驚異的な演奏です。

ボーカルやコーラス、ギターソロなど、曲の細かい部分まで忠実に表現しています。

特に、フレディ・マーキュリーの声を模した高音のギターが圧巻です。

4人の息の合ったプレイと表情豊かな演奏が見どころです。

 

2. The Sound of Silence

サイモン＆ガーファンクルの名曲をアコースティック・ギターで優しく奏でた演奏です。

オリジナルのシンプルなメロディーに、4人それぞれが繊細なハーモニーを加えています。

曲の途中でテンポを変えたり、強弱をつけたりすることで、静かな中にも感情の動きを感じさせます。

 

3. Pirates of the Caribbean

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲をエレキギターでロック調にアレンジした演奏です。

原曲の壮大なオーケストラサウンドを、4人のギターでどう表現するかが見ものです。

リズムやベース、メロディーなど、各パートが複雑に絡み合っています。

曲のクライマックスでは、4人が同時にギターソロを披露しています。

 

4. Hallelujah

レナード・コーエンの名曲をアコースティック・ギターで美しく演奏した演奏です。

この曲は多くのアーティストにカバーされていますが、彼らは独自のアレンジを加えています。

オリジナルよりもスローテンポで、静かに始まります。

次第に音量や音色を変えていき、最後は力強く終わります。

4人のギターが一つの声となって歌っているようです。

 

5. Sweet Child O’ Mine

ガンズ・アンド・ローゼズの名曲をエレキギターでカッコよく演奏した演奏です。

原曲のハードロックな雰囲気をそのままに、4人のギターが激しく鳴らします。

特に、スラッシュのギターソロを再現した部分は見逃せません。

4人が同じポーズをとって演奏するシーンも印象的です。

 

6. Shape of You

エド・シーランのヒット曲をエレキギターでポップに演奏した演奏です。

原曲の軽快なリズムとメロディーを、4人のギターが楽しそうにプレイしています。

曲の途中で、4人がギターを交換したり、ボディパーカッションをしたりする場面もあります。

観客とのコミュニケーションも盛り上がっています。

 

7. Guitar Rhapsody

40 FINGERSのオリジナル曲で、ライブのタイトル曲でもあります。

4人のギターがそれぞれ異なるテーマを奏でていきます。

クラシック、フラメンコ、ジャズ、ロックなど、様々なジャンルの要素が含まれています。

曲の最後では、4人が一斉に高速でギターを弾きます。

彼らの個性と技術が光る演奏です。

40 FINGERS – Guitar Rhapsody (Full Concert)