オリアンティ・パナガリス（Orianthi Panagaris）は、1985年1月22日生まれのオーストラリア・アデレード出身のロックミュージシャン・ギタリストです。

彼女はオリアンティ（Orianthi）の名義で歌手活動も行っています。

彼女は6歳からアコースティックギターを始め、11歳でエレクトリックギターを手にしました。

15歳の時に学校をやめて作曲と演奏に専念し、14歳からイギリスとフランスでいくつかのバンドとセッションを行いました。

18歳になると、カルロス・サンタナと共演するなど、本格的なキャリアをスタートさせました。

彼女は2009年にマイケル・ジャクソンのコンサート「THIS IS IT」のリード・ギタリストに起用され、そのことが彼女の代表的な実績として語られるようになりました。

また、彼女は自身の名義で歌手活動も行っており、アルバム『ビリーヴ』に収録されている「アコーディング・トゥー・ユー」が2009年10月7日付のiTunesシングル・オブ・ザ・ウィークになりました。

現在はロサンゼルス在住で、これまでにプリンスとの共演やエリック・クラプトンが主催したクロスロード・ギター・フェスティバルへの参加などの実績を積み重ね、「12人の偉大な女性エレキギタリスト」の1人に名を連ねています。

彼女の音楽は骨太のハードロックで、そのギタープレイと歌唱力は世界中から高い評価を受けています。

彼女の最新アルバム『O』は2020年にリリースされました。

彼女の音楽は力強さと感情表現が特徴で、多くのファンから愛されています。…

オリアンティは、様々なギターを使用していますが、以下に彼女が使用している主なギターをご紹介します：

Paul Reed Smith Custom 22：彼女のトレードマークとも言えるポールリードスミスのギター。
彼女自身「PRSのギターは体の一部みたいなもの」と言っています。
PRS SE Orianthi Signature：ポールリードスミスのオリアンティモデル。スパークルレッドのボディと12フレットに刻印された、オリアンティのイニシャルロゴが印象的なギター。
Paul Reed Smith Custom 24：24フレット仕様のモデル。フロントピックアップの位置がやや後退する事で、フロント・ハーフトーンにエッジが加わったサウンドになります。
Fender Stratocaster：エレキギターの歴史を作り上げた王道メーカーの一つであるFender。
1954年に誕生したStratocasterは、現在でもトップレベルの人気を誇ります。
Gibson Les Paul Custom：Fenderと並ぶ王道メーカーであるGibsonも非常に人気のあるギターです。
Les Paul Customは主力モデルであるLes Paul Standardの高級機版として発売されました。
Taylor 610ce：バランスの良いサウンドが素晴らしいTaylorのアコースティックギター。
Gibson SJ-200：2021年、オリアンティはGibsonからシグネイチャーモデルのアコースティックギターを発表しました。
鮮やかなチェリー・フィニッシュのSJ-200がその一つです。